私は高校時代、部活で柔道をしていました。さらなる高みを目指して、その後、体育大学に進学しました。競技者としては全く結果を残せないまま、大学が鹿児島にあった関係で！？芋焼酎の味を覚え、長渕剛さんのファンになって卒業しました。かれこれ３０年近く前の話です。
大学時代は朝の６時頃から「朝練」が始まり、午前中の座学の後は午後から授業としての各種競技の実践、夕方から始まる部活が終わるのは夜の７時～８時。当時の１日の消費カロリーは物凄かったと思います。
卒業後、住宅会社の営業マンとなった私は、移動は車、食欲は学生時代のまま、運動はほとんどせず、暴飲暴食の生活を続けていきました(*^_^*)学生当時、８０キロ前後だった体重は順調に成長を続け・・・遂に１００キロの大台をオーバーしてしまいました。
途中何度かダイエットにも挑戦し、１５キロ以上のダイエットに成功したこともありましたが・・・結局半年後にはダイエット前の体重に戻ってしまいました・・・
ある日、気づきました。ダイエットするときに、学生時代の感覚で過激に短期間に痩せようとしていることに。ダイエット期間は食べることをとことん制約していました。ダイエット期間はみるみる落ちていく体重をモチベーションにガシガシダイエットしていく。そして目標体重になると、ダイエット終了！通常の食事に戻り、体重もリバウンド・・・
学生時代の試合前のダイエットならそれで良かったのですが（当時は７８キロ以下級でした）、社会人になり運動の習慣がなくなった私には、間違ったダイエット法でした・・・
・高い目標を設定し心が折れる・・・・
・頑張りすぎると、目標達成したとしてもリバウンドする・・・
・日々の結果が出ないと心が折れ、投げ出してしまう・・・
・完璧な計画を立てすぎて、長続きしない・・・
・期間中とにかくつらい・・・
・簡単、楽というフレーズに飛びつく・・・
何だかダイエットも家計管理も同じだなって思った次第です。達成できそうな身近な目標を設定して、数多くの達成した経験を積み重ね自信にしていく。日々の体重や出費の金額に一喜一憂するのではなく、ダイエットや貯金をするようになってからの、日々の生活の変化を楽しむ。こんな当たり前のことに気づけなかった私でした(*^_^*)