大きな地震を体験して感じたこと、そしてお伝えしたいこと①

 1月22日の深夜にあった大分市内では「震度5強」の地震から早いものでまもなく1週間が過ぎようとしています。

当日はもちろん就寝中だったのですが・・・緊急地震速報で目が覚め、その後の強い揺れを体験しました。私は現在マンション住まいなのですが、強い揺れの際に、マンションが「ポキッ」と二つに折れるのではないかと感じました。揺れの時間は20秒ほど?だったようですが、私には無限に長い時間に感じられました。

強い揺れがおさまり状況を確認すると・・・玄関収納のカウンターに置いていた陶器が玄関に落下し、割れていました。急いで靴の中に破片が入っていないか確認しつつ、後片付け。

その他は、冷蔵庫やテレビが動いていましたが、幸い倒れる事はありませんでした。それと食器棚等の地震の際に作動する「耐震ラッチ」(地震の際、扉が開かなくなる器具)の優秀さを知りました!

「揺れ」の感じ方は、音や温度等と同じで個人差が大きいと考えています。怖いほど揺れた!そんなに感じなかった!眠っていて朝まで気づかなかった!それぞれですよね。

ちなみに大分市内は「震度5強」の揺れと発表されていましたが、同じ大分市内でも揺れは均一ではなく、地盤面への揺れの伝わりかたで大きく揺れた、そうでもなかったところもあるようです。最近新築時に採用される方が増えている「制震ダンパー」を採用されていても、怖いほど揺れた!!というお話はよく耳にします。個人差も大きいとは思いますが・・・

何はともあれ、地震は我々がなくすことはできないもの。このような体験の後は、自宅での備蓄、緊急避難先の場所や経路等の大切さを実感します。ちなみに我が家は、ニュースで流れていた「水道管の破裂」があった場所の近所に住んでいますが、幸い断水等の影響はありませんでした。翌日は終日エレベーターが止まっており、非常階段のお世話になりましたが・・・

これからマイホームをお考えの方は、「地震に強い家づくり」を要望される方がほとんどです。揺れがおさまると、やはり我が家は無事だった!!と安心できるのでしょうが、揺れの最中はやはり不安なものですよね! 地震発生後、とある住宅営業担当者が「旧耐震基準」の家は震度5だと倒壊する危険があるからと不安を煽っている光景を目にしました。次回は、古い家は危険なのか?(個人的には一概に言えないと思っています・・・)についてお話します。